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edit/2014-06-09

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数学コーチャー 研修会に行ってきました 1日目


プロB級コーチャー

 6月7日(土)・8日(日)東京都渋谷区にあるFORUM8において、数学コーチャーの研修会に参加しました。私は今回初めてプロB級ライセンスに応募し、初めてのコーチャー研修会。どのような方々が集まってくるのか不安もありましたが、どんな人と出会え話ができるのか期待の方が強かったように思います。1日目は基礎講座とロールプレイング小学校編でした。

 とても有意義な研修会でした。授業の進め方を一から確認し、今まで自然と行っていた教え方を言葉で確認してみることで新たな発見がありました。どうすればさらに生徒の興味を引くことができるか、楽しいと思ってもらえるか、理解をより深めてもらえるかを新たな視点に立って考えることができたように思います。同時に「生徒に教え込む」授業に傾きがちであったことに反省もしました。大切なのはバランスです。学習者が忘れていることは指導者の知っていることを教えて(ティーチング)あげなくてはなりませんが、ティーチングに持っていくなかでも生徒自身が既に知っている知識から発見してもらえるような働きかけ(コーチング)をしてあげることが可能なんだと気付かされました。目から鱗が落ちるようでした。

 コーチングの話を聞いていると、私は漫画ブラックジャックでのピノコのリハビリの様子を思い出します。ブラックジャックによってつくられた体を持つピノコは初めは赤ん坊同然でした。動けるようになるまでの必死なリハビリはとても苦しいものでしたが、ブラックジャックは陰からそっと見つめているだけだったと記憶しています。ピノコが辛さに叫んでいるところをそっと見守るだけのブラックジャックに子供ながらも美学を感じましたが、どこか冷たくも感じていました。自力で立ち上がる人を見守る時代は終わりました。このブラックジャックの行為はコーチングではありません。立ちあがることが楽しいと感じてもらえるような働きかけをしてあげることがコーチングになります。また、勉強となると指導者はどうしても答えを急いでしまいます。「ここはこうやって解くんだったでしょ」「この公式つかえばできたんだったでしょ」では学習者の気付きや発見を奪ってしまい、勉強が作業になって面白くなくなってしまいます。面白くないことはつまらないし、苦痛ですから嫌いになってしまうのはとても悲しいことです。楽しいことは皆好きになると私たちは経験しています。

 先生から丁寧に説明されるよりも友達と一緒に悩みながら勉強した方がわかりやすいと答えた生徒が98%もいたという調査結果があるそうです。この事実を受けて、コミュニケーションを重視した指導法へと意識を変えていったほうが、学習者にとっても指導者にとっても楽しい勉強、そして主体的に学べる勉強へと変わることができるのではとひしひしと感じてきました。

薫子


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